SPEEDPLAY

ちょっと変態仕様なペダルSPEEDPLAY ZERO

私がこのペダルを使い始めたのはロードバイクに乗るようになってから3か月ぐらい経ってから。それまではシマノのMTB用SPDを使っていた。ペダルの変更をしようと思ったのは自転車乗りによく起こる腸脛靭帯炎を発症したため。一番ひどいときは4kmぐらいで痛くなっていた。
周りの自転車乗りはシマノかLOOKが多かった。基本的にこれらのペダルはつま先側を突っ込んで踏み込むことで固定するため、MTB用と固定方法が変わらないので変える意味がないのではと考えた。

いろいろ調べているうちに目に留まったのがSPEEDPLAY。ヨーロッパのプロ選手で自腹で買う人もいるとかそんな記事を見た。構造もユニークでペダルとクリートが従来と逆、靴の裏にペダルを張り付けたような感じ。膝にも優しいと書いてあったので買ってみた。使ってる人も少ないしね。
導入後の第一印象は気持ち悪い…。今まで以上にかかと側が動く、特にダンシングの際にその印象が強かった。でも確かにひざの痛みは少し和らいだしいいのかなと思います。慣れると気持ち悪さは感じなくなりいい感じ、ただ長期間乗らない時期があったりすると乗り始めに少し違和感がでる程度。今は膝の痛みは皆無。

1号機装着のリクイガス(現キャノンデール)カラー

こちらは2号機装着、標準色

こちらは2号機装着、標準色

では私が感じたSPEEDPLAYのメリット・デメリットをあげていきます。

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メリット

  • クリートの遊びの調整幅が広いので足特に膝への負担が減る。(あくまでも悪影響を減らすだけなので既に痛い方は整形外科を受診しましょう。他に原因があるかもしれません)
  • 靴裏のクリート側にすべての調整機構が組み込まれているため複数台所有していても1台ずつ調整する必要がない。
  • キャッチが上から踏みつけるだけ。
  • 両面使用可。ロード用ペダルでは珍しい。

デメリット

  • クリートが大きいため歩きにくい、歩くと削れる、しかもクリートが高い…。(クリートカバーは必需品)
  • メンテナンスでグリスアップが必要だが、このグリスが高い。(グリスガンが純正で用意されているがこれも高い。他メーカーのグリスもちょっと工夫すれば使用可だがあくまで自己責任で)
  • ペダルが小さいため普通の靴でちょっと乗るときに不便。(PLATFORMERという、ペダルカバーがあるので買えば解消)

というわけでまとめると、使い勝手など使用上の面でメリットが多く、費用の面でデメリットが多いと感じた。
ただデメリットは購入時のみ感じるので一度導入してしまえばメリットしか感じなくなる。
ちょっと人と違ったペダルが欲しい方などはSPEEDPLAYを検討してみてはいかがでしょうか。

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