Fulcrum Racing Zero フロントハブ メンテナンス

Fulcrum Rancing Zeroのハブメンテナンス方法を書いてみます。
今回はフロント編。
思っているより簡単にできるので参考になれば。

スポンサーリンク

必要工具

・6角レンチ(5mm…2本、2.5mm…1本)
・パーツクリーナー
・グリス
以上です。
その他、ウエスなど適宜準備を。

分解手順

最初に2.5mmの6角で写真のねじを緩める。
この部品は玉当たり調整ねじになっている。
初めて外すときはどれぐらいの強さで締めているか、試しておくのが良いかと。

P1000565

2.5mmを使います。

次に5mmの6角2本を両側から差し込み緩める。

P1000567

5mmの6角2本で緩める。

先ほど緩めた玉当たり調整ねじ側のロックナットを外す。

P1000568

ロックナットを外す。

玉当たり調整ねじも外す。

手でクルクル回ります。

手でクルクル回ります。

マイナスドライバーを使用して玉押し押さえを外す。
力を入れすぎると変形してしまうこともあるようなので優しく…。

ちょっとでも浮き上がれば簡単に外せます。

ちょっとでも浮き上がれば簡単に外せます。

さらに玉押しも外す。
シャフトはこの時には抜ける状態なので、反対側から引っ張ると玉押しも簡単に外せる。

P1000572

黒い部品が玉押し。

シャフトを抜いてベアリングを外す。
ベアリングは写真のように指を突っ込んで引っ張れば抜けます。

P1000573

このあたりから指が汚れるので写真撮れません…。

あとはパーツクリーナーでガンガン汚れを落として、グリスアップ。
取付は逆の手順で。
今回使用したグリスはフィニッシュラインのセラミックグリス。
手持ちのグリスの中で一番抵抗が無さそうなので使ってみました。

P1000585

古いので包装ボロボロ…。

作業を終えて…

まあ、数回やっているんでいつも通りと言ったところ。
今回も特に不具合はありませんでした。

これを見てやろうとする方へのアドバイス。
分解~グリスアップ~組立は特に問題なくできるはず。
大事なのは「玉当たり調整ねじの締め具合」です。
この締め具合でガタが出たり、回りが渋くなったりと不具合が起こります。
締めすぎてそのままゴリゴリ回さない限り、すぐにダメになることはないので色々試してみてください。

次回はリアハブについて書きたいと思います。

スポンサーリンク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です