パリ~ルーベ 踏切強行突破

先週行われた第113回パリ~ルーベで踏切強行突破事件があった。
これに対しUCI(Union Cycliste Internationale:国際自転車競技連合)が正式に報告書の提出を請求してるそうだ。

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踏切突破を禁止するルールがあるということは…

ルール的には遮断機の下りている踏切を通過することは禁止されており、違反者はコミッセールにより失格にされると規定されている。
数年前にも突破した選手がいたが、この時は人数が少なかったので特定され失格となった。
今回は突破した人数が多く特定しきれないことや集団の先頭が安全に止まれないことを理由に「一時的にレースをニュートラルにして停止した選手が不利にならないようにした。」とのことだがこのような中途半端な対応をするから止まらない選手が出てくるのではないか。
「停止した選手が不利にならないように」は当然で「停止しなかった選手は特定されたら即失格」にするべき。
映像がヘリからの空撮でナショナルチャンピオンジャージなど特徴的なジャージを着た選手ぐらいしか特定できそうにないが、それでも失格処分で良いと思う。

起きてしまった事は仕方がないとして、今後どうやって再発を防止するかが重要だ。
コース内に何箇所踏切があるかわからないが、10箇所程度と仮定する。
例えば各踏切にコミッセールを配置する。コミッセールが停止を指示したのに従わなかった選手は失格。
判別には、カメラを設置しても良い。車体に取り付けたセンサーを利用しても良いが、パリ~ルーベのコース特性からスペアバイクに乗り換えている可能性もあるのですり抜ける選手が出る可能性もある。
車体ではなく、身体にセンサーを着用させるという方法もあるだろう。
方法はどうあれ、とにかく「特定できたら失格にするぞ」という意思表示が大事なのではないだろうか。

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