5月に入りいよいよグランツール第1弾、ジロ・デ・イタリアの開幕が迫ってきた。
観戦準備はできてますか?
ジロ・デ・イタリア
今年で98回目になるイタリアの自転車界最大のイベント。 休息日2日を含む全23日、走行距離約3500kmに及ぶ過酷なレース。
今年は チーム、個人タイムトライアルが各1
スプリントステージが7
中級山岳ステージが5+中級山岳ステージで山頂フィニッシュが3
上級山岳ステージは4ですべて山頂フィニッシュ
という構成になっている。
コース設定について
例年、ジロのコース設定は山岳ステージを厳しくする傾向がある。
他のグランツールと比較すると ツール・ド・フランスは最大斜度は低めだが、長い上り。
ブエルタ・ア・エスパーニャは、距離は短いがあり得ないほどの最大斜度のあるコース設定。
これに対しジロは両者のきついところを取って、最大斜度もきついが長い上り、さらに下りの設定も無責任なコース設定。
後半戦にあまりにもきつい山岳コースを続けて設定してしまったため、スプリンターの大半が棄権してしまうという年もあった。
また、標高2000mを超える峠では5月でも雪が降ることがあり急遽コース変更やキャンセルになることもある。
今年の見どころ
見どころはやはり山岳ステージでの勝負になるだろう。
しかし、今年は山岳タイムトライアルがなく更に個人タイムトライアルが59.4kmと長い。
このため、平地のタイムトライアルが苦手、コンディショニングがうまくいかなかった選手が思わぬタイム差がついてしまう可能性も。
あとは迫力のスプリント勝負になるだろうか。
スプリンターも数多く出場するようなので総合優勝争いには関係しないが注目したいところ。
レース中継
ペーター・サガンも「サイクルロードレースミルナラ、J Sports」と言っているように今年もJ Sportsで全ステージ生中継される。(J Sportsの番宣です…)
ジロが開催されると、そのあとは6月のスイス、7月のツール、9月のブエルタと連続してステージレースが開催される。
特にツール・ド・フランスはスタートからゴールまで中継する日もあり、6時間以上になるケースもある。
普段見られないスタートアタックの様子なども見られる。
基本、この時期のレースはすべて生中継されるので本場の自転車レースを観たいという方は契約を検討してはどうだろう。