WEC 中嶋一貴がクラッシュ、第2戦欠場

WEC第2戦、スパ・フランコルシャン6時間レースがスタートした。
前回の投稿で「スパ・ウェザー」に関して書いたが、悪い方向に向いてしまった。

まだ事故の映像は見ていないがアウディ8号車に追突してしまった模様。
アウディ8号車がドライバー交代後のアウトラップで低速走行中、アウディの7号車が接近。
8号車は後続車に進路を譲るためスピードダウンし、7号車は右側からオーバーテイク。
この時、中嶋一貴のドライブするトヨタ1号車は7号車の左後方に位置していた。
前走車2台の巻き上げる水煙でほとんど視界ゼロの状態で8号車の存在に気づかず、追突まで全く反応できなかったようだ。

中嶋はこの事故で脊椎の一部を損傷したが、神経へのダメージはないとのことで一安心。
WECのほか、SUPER GTなど国内のレースにも参戦しているだけにしばらく活躍を見られないのは残念だ。
一日も早い復活を待っています。

今回はLMP1-H車両同士の衝突事故だが、WECは速度差の大きい車両が同時に走行するので危険性の高いレース。
ただ、そのおかげで面白いレース展開になることも事実。
大変難しいとは思うが少しでもリスクを減らせるような対策を期待したい。

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