世界ラリークロス選手権のルール

やっとのことでルールが分かったので書いてみる。
観戦の際は参考にしていただければ。

マシンについて

マシンは600HP、900Nmとモンスターマシンとしか言えない仕様。
公道のF1とも言われるWRCで300HP、600Nm程らしいのでトルクで5割増し。そら速いわ。
この仕様で100km/hまでの加速が1.9秒だそう。これはF1より速いとか。
それ以外はAWD、マニュアルシフトということです。

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フォーマット

クラスがSupercar、Super1600、Touring Car、RX Liteの4クラスある。
LIVESTREAMで放送されるのはSupercarクラスだ。
まず予選的な扱いのレースが行われる。
1レース5台、4周で競われ、各レースの順位ではなく全レースのタイムの速い順で順位をつけ、この順位に応じてヒートポイントが与えられる。
これを4ヒート行い、4ヒートの合計のヒートポイント上位12台がセミファイナルに進出できる。
また、ヒートポイント上位16台にインターミディエイトポイントが与えられる。

セミファイナルは6台、6周で競われ、各レースの上位3台がファイナルに進出。
セミファイナルは1位から6位までチャンピオンシップポイントが与えられる。
ファイナルも6台、6周で競われる。チャンピオンシップポイントは1位のみ配点が高く6位まで与えられる。

インターミディエイトポイントとチャンピオンシップポイントの合計が年間で1番多い選手がワールドチャンピオンとなる。

コース

コースはグラベルとターマックの混在するレイアウト。
また、レースを見ると分かるがコースの一部に明らかに大回りで無駄に走る部分がある。
これは「ジョーカーラップ」と呼ばれ、2~3秒ほどロスするコースになっている。
この「ジョーカーラップ」は各レース最低1回は通過する義務がある。
通過しないと30秒のペナルティが課せられる。

全体としては

4ヒートで行われる予選がタイムレースで、セミファイナル、ファイナルが順位を競ったりといろいろな面があり面白い。
また、ヒートポイント1位の選手が取れるインターミディエイトポイントが16ポイントで、セミファイナル、ファイナル両方1位で取れるポイントが最大で14ポイントと予選のポイントが高めなのがワールドチャンピオンを決めるうえで大きなカギを握りそう。
セミファイナルに残れなければノーチャンス、いつも残っていればそれなりにチャンスはありそう。
まだ世界選手権としては2年目なのでルールが大きく変わる可能性があるが、いろいろな要素があるフォーマットなので楽しめそうなレースでした。

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